PTFE_MV3

Everflon™ PTFE マイクロパウダー MV3 について知る

Everflon™ PTFE MV3 フルオロ添加剤は、白色で流動性の良い PTFE 粉末であり、他の材料への添加剤または乾式潤滑剤として使用するように設計されています。摂氏－190 度から 250 度（華氏－310 度から 480 度）の温度範囲で使用可能であり、ほぼすべての工業用化学薬品や溶剤に対して不活性です。優れた電気絶縁性を持ち、水を吸収せず、耐候性にも非常に優れています。
・低表面エネルギー
・プラスチックやエラストマーにおける潤滑性と摩耗特性の向上
・過酷な条件下での潤滑剤の性能向上
・非粘着性と減摩特性の向上

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データリスト

Everflon™ PTFEマイクロパウダーMV3の一般的な特性データ

特性	試験方法・単位	代表値
嵩密度	ASTM D-4894 / g	440
粒子径（低せん断）	Laser Diffraction / Average (µm)	5
粒子径	Hegman ASTM D-1210 / um	3
比表面積	Krypton adsorption	2
水分含有率	ASTM D-4019 / %	< 0.1
粒子形態		丸みを帯びた形状、中程度の硬度
融点	ASTM D-3417 / °C	325 (617)

代表的な用途

ベースとなるエラストマーに対し、重量比で最大 30% まで添加することで、耐摩耗性を向上させ、摩擦係数を低下させることができます。重量比 1～3% では、各種水系および溶剤系インクの優れた滑り性向上剤として機能します。また、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリイミド、ポリスルフィド、ポリスルホンなどのプラスチックに対し、重量比 5～20% 添加することで、摩擦と摩耗を低減させることができます。

・非粘着性表面を提供
・部品の摩擦と摩耗を低減
・プレートアウト（表面への析出）を低減
・潤滑性を高める
・腐食抑制効果を向上
・濡れ性を低減
・インクの「ブロッキング」（密着現象）を低減
・光沢と表面平滑性を向上

処理ガイド

溶融温度で処理するために使用される機器には、局所排気換気装置（LEV）を設け、処理エリアからすべての煙や蒸気を完全に除去する必要があります。さらに、フッ素樹脂を使用する際には、タバコやその他の喫煙用タバコが汚染されないよう注意する必要があります。フッ素樹脂を処理する前に、物質安全データシート（MSDS）を読んでください。

パッケージ

Everflon™ PTFE MV3は、25kgのドラム缶に包装されています。輸送、取り扱い、保管を容易にするため、1パレットに8つの25kgドラム缶が梱包されています。

保管と取り扱い

Everflon™ PTFEを399°Cを超えて加熱すると、有毒な煙が発生する可能性があります。そのため、Everflon™ PTFE製品が高温に曝される場所には、局所排気換気装置を設ける必要があります。煙を吸入したり、煙、粉末、またはほこりで喫煙用タバコが汚染されたりするのを避けてください。
本製品の熱分解により、腐食性のフッ化水素が発生します。溶融した樹脂と長時間接触する場合には、耐食性材料が必要です。

Everflon™ PTFE Mは、先進的なグローバル市場向けです